Gemini の使い方

# Gemini Enterprise の料金の仕組み(席代に含まれる会話・超えたときの動き・データの保管とエージェントの実費)
執筆：UTNOA ｜ 情報確認日：2026-10-12

Gemini Enterprise は、席代のほかに従量の課金がかかるのか。会話は席代に含まれ、上限を超えても既定では止まるだけです。一方で、社内のデータを預けた量の保管と、自分で作ったエージェントの実行には別の費用が立ちます。見積もりに入れる行と、いちばん大きい無駄になりやすい「使われない席」を説明します。

Gemini Enterprise の料金の仕組み(席代に含まれる会話・超えたときの動き・データの保管とエージェントの実費)この記事の内容[会話は席代に含まれている](#section-1)

[枠を超えても、既定では課金されない](#section-2)

[別に立つ費用1: 社内のデータを預けた量](#section-3)

[別に立つ費用2: 自分で作ったエージェントの実行](#section-4)

[いちばん高いのは「使われない席」](#section-5)

[見積もりで確かめること](#section-6)

「Gemini Enterprise は、席代のほかに従量の課金もかかるのですか」。導入を考えている会社から、よく出る質問です。答えは、普通に会話する分にはかかりません。ただし、見積もりに入れておくべき行が別に2つあります。

料金が分かりにくく感じられる理由は、席代は製品のページ、席ごとの上限と超過は「割り当てと超過料金」、エージェントの実費は別の料金のページ、と資料が分かれていることです。稟議で本当に困るのは、値段が高いことより、通した金額と来た請求が違うことです。この記事では、その仕組みを公式の資料に沿って整理します。数字は2026年10月時点で、変わることがあります。

**見積もりに出てくる4つの行**

| 費用の行 | 何にかかるか | いつ請求されるか |
|---|---|---|
| 席代 | 使う人の数 | 毎月(契約どおり) |
| 会話・生成の超過 | 1日の枠を超えた分 | 管理者が超過を有効にしたときだけ。既定では枠で止まる |
| データの保管 | 検索に取り込んだ社内のデータのうち、席ごとの枠を超えた分 | 枠を超えると自動でかかる |
| エージェントの実行 | 自分で作ったエージェントの計算・メモリ・保存 | 動かした分だけかかる |

## 会話は席代に含まれている
席ごとに、1日の利用の枠が決まっています。

**1席あたりの1日の枠(全員で共有)**

| 使う機能 | Standard | Plus |
|---|---|---|
| アシスタントへの質問 | 160件 | 200件 |
| 画像の生成 | 5枚 | 10枚 |
| 動画の生成 | 2件 | 3件 |
| Deep Research | 3回 | 10回 |

この枠は1人ずつではなく、同じプロジェクト・同じ場所・同じエディションのユーザー全員で共有する形です。100席なら、100人で大きな枠を分け合います。人が手で使っているうちは問題になりにくく、跳ねるのはエージェントを自動で回し始めてからです。1つのエージェントが全社の枠を使い切ることも、仕組みの上ではあり得ます。

## 枠を超えても、既定では課金されない
何もしなければ、枠を超えたところで止まります。続けたい場合は、管理者が超過を有効にすると、超えた分が実費になります。超過を有効にするには、請求書払いの Cloud の請求先アカウントと、無料の試用ではない有効な契約が必要です。会話については、知らないうちに課金される形にはなっていません。

## 別に立つ費用1: 社内のデータを預けた量
社内のデータを検索に取り込むと、その保管に費用がかかります。Standard は1席あたり30GiB まで席代に含まれ、超えた分は1GiB あたり月5ドルで、超過のスイッチとは関係なく自動でかかります。

対象は、検索の索引に取り込まれた分です。元のファイルの容量そのものではありません。ドライブのファイルから取り出す文字には上限があり、動画や写真は文字が取れないので入りません。

Google ドライブは、写しを作らずに元を見にいく方法(データ フェデレーション)も選べます。保管の費用はかかりませんが、検索の精度は下がると案内されています。

枠を超えやすいのは、ウェブサイトを丸ごと預けたとき・スキャンした紙の PDF が大量にあるとき・複数の部門のデータを1つのプロジェクトに集めたときです。

## 別に立つ費用2: 自分で作ったエージェントの実行
自分で作ったエージェントを動かすと、計算・メモリ・保存などの実費がかかります。人が手で使う範囲なら小さく、跳ねるのは自動で回し始めてからです。使う前に、Cloud Billing の予算で月の上限と通知を設定しておきます。

## いちばん高いのは「使われない席」
100人分を契約して、実際に使うのが20人なら、80席分の席代を毎月捨てていることになります。保管の費用で同じ額を無駄にするより、はるかに起きやすい無駄です。これはどのサービスでも同じです。席の数を決める前に、2週間だけ「誰が、1日に何回使うか」を測ります。

## 見積もりで確かめること

**稟議の金額と請求をそろえる順番**

1. 2週間、使い方を測る: 誰が、1日に何回使うかを数える
2. 席の数を決める: 使う人の数に合わせ、使われない席を作らない
3. 席代以外の行を入れる: データを預けるなら保管、エージェントを作るなら実行の費用
4. 月の上限の通知を入れる: Cloud Billing の予算で、超えそうなときに知らせる

席代以外の行があるか。社内のデータを預けるなら「データの保管」、エージェントを作るなら「エージェントの実費」の行を入れる。

Cloud Billing の予算で、月の上限の通知を入れておく。

社内で、誰が1日に何回 AI を使っているかを聞いてから、席の数を決める。

席代そのものの金額は、エディションと契約の形で変わります。公式の製品ページと、提案を受ける会社に確かめてください。Google Workspace の Gemini との違いは、[Gemini の個人版と Google Workspace 版の違い(2026年10月のモデルの変更・利用の上限・データの扱い・Gem から Skills へ)](/column/gemini-personal-vs-workspace/)も参考になります。

### 参照した公式情報
確認日：2026-10-12。機能・提供条件は変更されるため、最新の公式情報もあわせて確認してください。

[割り当てと超過料金(Google Cloud)](https://docs.cloud.google.com/gemini/enterprise/docs/quotas-and-overages)

[超過料金と費用の制御の概要(Google Cloud)](https://docs.cloud.google.com/gemini/enterprise/docs/manage-costs-overview)

[コネクタとデータストアの概要(Google Cloud)](https://docs.cloud.google.com/gemini/enterprise/docs/connectors/introduction-to-connectors-and-data-stores)

[Gemini プラットフォームの料金(Google Cloud)](https://cloud.google.com/products/gemini-enterprise-agent-platform/pricing)

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