会議のあとに、決まったことと次にやることを、声でまとめて残そうとした。2分ほど話したところで、ふと画面を見ると、入力が途中で止まっている。どこまで入っていたか分からず、最初から話し直す。考えをまとめて話したいときほど、途中で切れると流れが途切れます。
この記事では、音声入力が長く話すと切れる理由と、長く話しても切れない方法を説明します。
長く話すと切れる、よくある理由
- 話していない時間(考えている間)が続くと、終わったと判断して止まる。
- 1回に受け付ける長さに、上限がある。
- 長い音声をまとめて処理するので、話し終えてから文字になるまでに時間がかかる。
標準の音声入力で長く話すときの工夫
- 2〜3文ごとに区切って、こまめに入力を始め直します。
- 考える間が長くなりそうなときは、いったん止めます。
- 話す内容を、先に箇条書きで決めておきます。
区切ることで切れる心配は減りますが、話の流れは途切れやすくなります。
LocalVoice なら、最大10分、続けて話せる
LocalVoice は、UTNOA が作って無料で公開している、Mac 用の音声入力アプリです。Option + Space を押してから、もう一度押すまで、最大10分続けて話せます。
- 録音は30秒ごとに区切り、話している間に裏で文字起こしを進めます。話し終えてから文字になるまでの待ち時間が短くなります。
- 区切りの境目で言葉を落とさないよう、前後を2秒ずつ重ねています。
- 考えている間に黙っていても、自分で止めるまで録音は続きます。10分に達したときは、自動で止めて文字にします。
- 話し終えると、つなぎ言葉を消して整えた文章が、いまの入力欄に入ります。
文字起こし(Whisper)も整形(小さな AI)も Mac の中で動かし、処理のときだけ起動して、終わるとメモリを返します。標準のモデルは処理中に最大約1.3GBを使います。メモリが足りないときは、小さいモデルへ自動で切り替えます。
長く話すときのこつ
- 最初に「結論」「理由」「次にやること」の順で話すと決めておくと、あとで段落に分けやすくなります。
- 長い文章は、入ったあとに見出しや改行をキーボードで足します。
- 社名や製品名は辞書に登録しておくと、長い文章でも直す手間が減ります(→音声入力で、社名や製品名を正しい表記で入れる方法(Mac))。
使える Mac
Apple Silicon(M1 以降)の Mac・macOS 14 以降で動きます。音声も文字も Mac の外に出しません。MIT ライセンスで、GitHub に現状のまま公開しています。
